サバティカルのリネル2(RYNEL-2)は、背負って歩くキャンプのための2人用テントです。2026年4月3日に発売、税込み51,700円。総重量1,630gで、1人用のリネル1との差は170gと4,400円しかありません。
ギアオタクの本命
リネル2は、フライとインナーが最初からつながった吊り下げ式で、ポール2本をスリーブに通して立ち上げるだけで寝室までできるテントだ。雨の中で張っても、インナーを濡らさずに済む。
だから私は、1人で歩く人にも、170gの差で床が広がるリネル2を勧める。
この記事の要点
- 総重量1,630g(バッグ・ロープ・ペグ込み)、最小重量1,420g。収納は φ15.5×43cm
- フライは20D、床は30Dのシリコーン加工ナイロン。耐水圧はどちらも1,500mm
- NEMO ドラゴンフライ オズモ 2P より最小重量で160g重いが、値段は34,100円低い
リネル2はいつ発売?値段は?
2026年4月3日(金)に、A&F カントリーの直営店とオンラインストアで発売されました。値段は税込み51,700円。サバティカルの2026年の新作4モデルのうちの1つで、背負って移動するための「バックパッキング・ライン」です。
年の半分以上をテントで寝ていると、雨の中で張る日も、濡れたまま撤収する日もあります。だから私は山岳テントを、重さの次に「雨の中でインナーを濡らさずに張れるか」で見ます。リネル2は、フライとインナーが一体の吊り下げ式です。
私はこう判断しました
最初に、1人用のリネル1と引き算しました。総重量は1,460gから1,630gへ+170g、値段は47,300円から51,700円へ+4,400円です。
迷ったのは、ソロならリネル1で足りるのでは、という所でした。それでもリネル2を勧めるのは、170gで2人分の床が手に入り、ザックや濡れた服を寝室の中に入れられるからです。
2人で使えば、1人あたりの重さは815gになります(1,630 ÷ 2)。
リネル2とリネル1の違い
| 項目 | リネル2 | リネル1 | 差 |
|---|---|---|---|
| 値段(税込み) | 51,700円 | 47,300円 | +4,400円 |
| 総重量 | 1,630g | 1,460g | +170g |
| 最小重量 | 1,420g | 1,250g | +170g |
| 収納サイズ | φ15.5×43cm | φ13.5×43cm | 太さ+2cm |
| 生地・耐水圧 | フライ20D・床30Dのシリコーン加工ナイロン・1,500mm | 同じ | |
| ポール・ペグ | DAC フェザーライト NFL Φ9.3mm×2・ジュラルミンVペグ12本 | 同じ | |
生地も骨組みも同じで、違うのは大きさだけです。1gあたりの値段は、リネル2が 51,700 ÷ 1,630 = 約31.7円、リネル1が 47,300 ÷ 1,460 = 約32.4円。大きいほうが割安です。
ほめる所
雨に強い張り方。ポールをスリーブの奥まで差し込むと位置が決まり、手元のホルダーにかけてアジャスターを引けば固定できます。反対側へ回り込まずに済み、インナーは最初からフライに吊られているので、雨の中でも寝室が濡れにくい。
薄くて強い生地。表にシリコーン、裏に PU を塗ったナイロンのリップストップで、シリコーンが繊維まで染みて引き裂きに強くなる仕組みです。だから20Dという薄い生地でも山で使えます。
季節で切り替えられるドア。メッシュと全面を閉じる面を入れ替えられ、夏は風を通し、冷える夜は暖かさを残せます。インナーを外せば、床の無いシェルターとしても使えます。
ひと言の補足として、耐水圧は1,500mmです。長い雨の夜が多い季節は、張る場所を選ぶと安心です。数字の読み方はテントの耐水圧の記事にあります。
ほかの2人用テントとの比べ方
| モデル | 値段(税込み) | 重さ | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| サバティカル リネル2 | 51,700円 | 最小1,420g・総1,630g | 背負うキャンプ・山 |
| NEMO ドラゴンフライ オズモ 2P | 85,800円 | 最小1.26kg | 背負うキャンプ・山 |
| コールマン ツーリングドーム/LDX | 27,500円 | 約5.6kg | 車・バイクのキャンプ |
軽さを突き詰めるなら、ドラゴンフライ オズモ 2P が160g軽い。ただ値段は34,100円高くなります。160gのために3万円を足すかどうかで分けると、たいていの人はリネル2で満足できるはずです。
背負わず、車で行くキャンプが中心なら、5.6kgでも気にならないので LDX が安く済みます。ほかのソロ向けテントはソロテント12張りの比較にまとめました。
どんな人に合う?
いちばん合うのは、電車やバスで行くキャンプや、キャンプ場まで歩く距離がある人です。2kgを切る重さなら、ザックにテントと寝袋とマットを入れても、背負う荷物を軽く抑えられます。
2人で荷物を分け合えば、1人で背負う重さはさらに軽くなります。夫婦や親子で、山あいのキャンプ場を歩いて回る人にも向きます。
1人で使うなら、170g軽いリネル1という選び方もあります。
よくある質問
リネル2はいつ発売?
2026年4月3日(金)に発売されました。値段は税込み51,700円です。
リネル1とリネル2の違いは?
大きさです。リネル2は170g重く4,400円高い代わりに、2人用の床になります。生地とポールは同じです。
どこで買える?
A&F カントリーの直営店(成田空港店を除く)とオンラインストアのほか、楽天市場の SABBATICAL 公式店があります。