ソロで軽くならベルモントの TABI(セットで約478g)、家族で料理もするならユニフレームのファイアグリル(約2.7kg・分散耐荷重 約20kg)、薪を切らずに載せたいならユニフレームの薪グリルⅡ ラージ(幅 約68cm)。公式ページで数字を読めた12台を、重さ・薪の長さとの差・1gあたりの値段に直して選びました。
ギアオタクの本命
焚き火台は、重さより先に「幅 − 薪の長さ」を計算して買う。火床の幅は、買ったあとに1cmも変えられない。北海道の公式ページに載っている薪の規格は30cmと35cmで、幅36cmの台に35cmの薪を置くと余りは1cmしかない。
だから私は、行くキャンプ場で売っている薪の長さを先に調べ、余りが5cm以上ある台から選ぶ。
この記事の要点
- 43〜45.5cm四方の2台で、重さは約2.7kgと5.5kg。差の2.8kgは、スノーピークが公式に書いている板の厚さ1.5mmから来ている
- 1gあたりの値段は、ユニフレームのファイアグリルが2.93円、ベルモントの TABI が27.62円。軽さには約9倍の値段が付いている
- 35cmの薪が幅に収まらないのは、スノーピークのS・ファイアグリルsolo・ファイアーディスクソロの3台。ソロ用は薪を切るか、短い薪を買う前提になる
この記事の内容(10項目)
焚き火台の重さは、同じ大きさで2倍ちがう
ユニフレームのファイアグリルは約43×43cmで約2.7kg。スノーピークの焚火台 L は45.5×45.5cmで5.5kgです。大きさは2.5cmしか違わないのに、重さは2.8kg違います(5.5 − 2.7)。
焚き火台の重さは、大きさではなく板の厚さと形で決まります。そこで公式の数字を12台ぶん並べ、薪が載るか・重さ・値段を計算し直しました。
私はこう選びました
私が最初にやったのは、台の長い辺から薪の長さを引く計算です。北海道の公式サイトにある釧路管内の薪の規格は30cmと35cmだったので、35cmで引いて、切らずに載る台と切る前提の台に分けました。
次に、歩いて運ぶか車で運ぶかで重さを見ています。鍋を載せる用途では耐荷重が公式に書いてある台だけを残し、最後は1gあたりの値段で決めました。
焚き火台12台の早見表:重さと、35cmの薪の余り
表は横に動かせます →
| モデル | 重さ | 長い辺 | 35cmの薪の余り | 公式の値段 |
|---|---|---|---|---|
| ベルモント TABI | 約478g | 36cm | +1cm | 13,200円 |
| コールマン ファイアーディスクソロ | 約900g | 30cm | −5cm | 5,390円 |
| ユニフレーム ファイアグリルsolo | 約900g | 29.5cm | −5.5cm | 5,940円 |
| コールマン ファイアーディスク | 約1.6kg | 45cm | +10cm | 8,690円 |
| スノーピーク 焚火台 S | 1.8kg | 28.5cm | −6.5cm | 11,880円 |
| ロゴス ピラミッドTAKIBI M | 約2.2kg | 36cm | +1cm | 9,900円 |
| ユニフレーム ファイアグリル | 約2.7kg | 43cm | +8cm | 7,920円 |
| スノーピーク 焚火台 M | 3.5kg | 35cm | 0cm | 17,160円 |
| キャプテンスタッグ ヘキサ | 約3.8kg | 47.5cm | +12.5cm | 13,200円 |
| モンベル フォールディング ファイヤーピット | 4.1kg | 42cm | +7cm | 17,800円 |
| スノーピーク 焚火台 L | 5.5kg | 45.5cm | +10.5cm | 21,120円 |
| ユニフレーム 薪グリルⅡ ラージ | 約5.9kg | 68cm | +33cm | 20,900円 |
ユニフレーム ファイアグリル
35cmの薪で余りが5cm以上あるのは6台でした。ソロ向けの3台は幅に収まらないので、薪を切るか、短い薪を買う前提になります。
耐荷重・収納・1gあたりの値段
| モデル | 耐荷重 | 収納サイズ | 1gあたりの値段 |
|---|---|---|---|
| TABI | 火床 約15kg | 17.8×36×1.5cm | 27.62円 |
| ファイアーディスクソロ | 約25kg | 直径32×10cm | 5.99円 |
| ファイアグリルsolo | 分散 約5kg | 21×21×5cm | 6.60円 |
| ファイアーディスク | 約30kg | 直径46×8.5cm | 5.43円 |
| 焚火台 S | 記載なし | 35.5×41×2cm | 6.60円 |
| ピラミッドTAKIBI M | ゴトク 約10kg | 19.5×35×7cm | 4.50円 |
| ファイアグリル | 分散 約20kg | 37.5×37.5×7cm | 2.93円 |
| 焚火台 M | 記載なし | 45×51.5×2.7cm | 4.90円 |
| ヘキサ | 記載なし | 57×47×6cm | 3.47円 |
| ファイヤーピット | 静荷重 約20kg | 30×42×5cm | 4.34円 |
| 焚火台 L | 記載なし | 56×64×3.2cm | 3.84円 |
| 薪グリルⅡ ラージ | 分散 約20kg | 35.5×65×8cm | 3.54円 |
1gあたりの値段は、ファイアグリルの2.93円がいちばん安く、TABI の27.62円がいちばん高い。約9.4倍で、軽さそのものに値段が付いています。
板の厚さを公式に数字で書いているのはスノーピークの1.5mmだけで、冒頭の2.8kgの差はここから来ています。
ソロの軽量な焚き火台:本命は ベルモント TABI
セット全体で約478g、収納の厚さは1.5cm。12台の中で重さも薄さも一番で、それでいて長い辺はソロ向けのほかの3台より6cm以上広い。ここは微妙です:35cmの薪の余りは1cmしかなく、公式が説明する「側板を外す」使い方が前提になります。歩きや自転車で運ぶ人のための1台です。
ベルモント 焚き火台 TABI
車で行くソロなら、ファイアーディスクソロにします。網込みで約900g、TABI との差は422gで、値段は半分以下です。
家族で料理も:本命は ユニフレーム ファイアグリル
決め手は1gあたり2.93円。焼き網が付き、鍋を載せられる耐荷重が公式に書いてあって、12台でいちばん安い割り算になりました。重さは同じくらいの大きさのスノーピーク L の約半分です。
気をつける所は収納の厚さ7cmで、L の約2.2倍あり、平らには畳めません。家族で焼き物も鍋もする人は、これで決まりです。焼くほうが主役なら、バーベキューコンロのランキングで網の面積を比べます。
ダッチオーブンが主役なら ファイアーディスク:耐荷重 約30kgは12台でいちばん大きい数字で、公式は自社のダッチオーブン8〜12インチに対応すると書いています。
重さはファイアグリルより1.1kg軽い。1gあたりの値段ではファイアグリルに届きませんが、重い鍋を載せる人はこちらです。
コールマン ファイアーディスク
キャプテンスタッグのヘキサ:35cmの薪で12.5cm余り、1gあたりの値段は12台で2番目に安い。耐荷重が公式に書かれていない所は微妙で、重い鍋を載せる人の本命にはしませんでした。焼き物が中心で、薪をそのまま載せたい人に向きます。
キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル
薪を切らずに載せたい:本命は ユニフレーム 薪グリルⅡ ラージ
幅が約68cmあり、40cmの薪を置いても28cm余ります。これだけ余ると、薪を片側に寄せても鍋1つ分の幅が残る。幅が薪とほぼ同じ台には無い逃げ場です。
気をつける所は重さと収納で、12台でいちばん重く、長い辺は65cmあります。車の荷室の幅を先に測れる人に勧めます。
ユニフレーム 薪グリルII ラージ
スノーピークの L:S・M・L の中で、薪を選ばない唯一のサイズです。板の厚さ1.5mmのまま、収納の厚さは3.2cmに収まる。5.5kgという重さは微妙で、S の約3.1倍あります。長く使う1台を車で運ぶ人に向きます。
スノーピーク 焚火台 L
直火・地面・火の扱い
ロゴスの公式ページは、接地面に熱が伝わって芝生やウッドデッキを焦がすおそれがあるので、焦げてもよい場所で使うと書いています。林野庁と総務省消防庁は、火を使う間はその場を離れず完全に消火すること、乾燥・強風の日は火を使わず消火用の水を準備することを挙げています。
買わなくていい人
- 焚き火台を貸し出しているキャンプ場にしか行かず、年に1〜2回の人。
- 幅40cm以上の台を持っていて、薪が載らない不満が無い人。
- 料理はガスのバーナーで済ませ、火は眺めるだけの人。重さと幅だけで選べます。
よくある質問
ソロの焚き火台は、薪を切らずに使えますか
台によります。35cmの薪が幅に収まらないのは、スノーピークの S・ファイアグリルsolo・ファイアーディスクソロの3台です。
スノーピークの焚火台は、S・M・L のどれを選びますか
薪を切りたくないなら L です。35cmの薪での余りは、S が−6.5cm、M が0cm、L が+10.5cmなので、人数より先に薪の長さで決めます。
二次燃焼の焚き火台は、何が違いますか
モンベルの説明では、二重の壁で温めた空気を上の穴から吹き出し、燃え残ったガスなどをもう一度燃やす仕組みです。壁が2枚あるぶん、同じ広さでも重くなります。
焚き火台の耐荷重は、メーカーどうしで比べられますか
そのままは比べられません。「分散耐荷重」「静荷重」「ゴトクの目安耐荷重」と書き方が違うので、この記事では数字が書いてあるかどうかだけを見ました。
この記事に出てきた道具
広告・画像:楽天市場出典(公式ページ 22本)
- スノーピーク 公式オンラインストア 焚火台 S
- スノーピーク 公式オンラインストア 焚火台 M
- スノーピーク 公式オンラインストア 焚火台 L
- ユニフレーム 公式 ファイアグリル
- ユニフレーム 公式 ファイアグリルsolo
- ユニフレーム 公式 薪グリルⅡ ラージ
- ユニフレーム 公式 薪グリルⅡ
- ユニフレーム 公式 薪グリルsolo
- コールマン 公式オンラインショップ ファイアーディスク
- コールマン 公式オンラインショップ ファイアーディスクソロ
- ベルモント 公式オンラインショップ 焚き火台 TABI(BM-246)
- モンベル 公式オンラインストア フォールディング ファイヤーピット
- モンベル 公式オンラインストア フォールディング ファイヤーピット S
- ロゴス 公式 LOGOS the ピラミッドTAKIBI M
- ロゴス 公式 LOGOS the ピラミッドTAKIBI L
- キャプテンスタッグ 公式 ヘキサ ステンレス ファイアグリル(M-6500)
- DOD 公式 ぺらもえファイヤー
- DOD 公式 すけもえファイヤー2
- ソロストーブ 日本の公式ストア レンジャーキット 2.0
- 北海道 水産林務部 釧路管内の薪の販売情報
- 林野庁 山火事予防に当たって注意することは?
- 総務省消防庁 林野火災への備え