焚き火グローブは、腕まで覆う長さと、公式の熱の表示で選びます。1位はユニフレームのキャンプグローブ ロングで、全長約45cmは5双でいちばん長く、牛革をケブラーの糸で縫っています。軽さで選ぶなら、アラミド繊維で約150gのキャプテンスタッグ 耐熱難燃グローブが3位です。
ギアオタクの本命
焚き火グローブの差は、手より先に腕を覆えるかで出る。薪をくべるとき、火の上に出るのは腕のほうだからだ。だから私は、熱の表示を読む前に、全長で何cm覆うかを見る。
この記事の要点
- 全長は19cmから約45cmまで2倍以上の開き。手首より上を覆うのは34cm以上の2双
- 耐熱温度の数字を公式に書いているのはDODだけ(外生地500℃・15秒以内)
- TOKYO CRAFTSは公式に『防炎・耐熱素材ではありません』と書いている
この記事の内容(14項目)
- 焚き火グローブは「耐熱」と書いてあっても同じではない
- 私はこう選びました
- 焚き火グローブの選び方は「長さ・素材・熱の表示」
- 焚き火グローブ5双の長さと素材の早見表
- なぜこの順位なのか
- 1位 ユニフレーム キャンプグローブ ロング|全長約45cm
- 2位 スノーピーク ファイヤーサイドグローブ|外せる難燃インナー
- 3位 キャプテンスタッグ 耐熱難燃グローブ|アラミドで約150g
- 4位 DOD アツイノイケルシランケド|耐熱温度の数字がある
- 5位 TOKYO CRAFTS キャンプレザーグローブ|正直な注意書き
- 焚き火グローブの長さ1cmあたりの値段と重さ
- 焚き火の炎は800℃を超えることがある
- 買わなくていい人
- よくある質問
焚き火グローブは「耐熱」と書いてあっても同じではない
DODは外生地の耐熱温度を500℃(15秒以内)と書いています。TOKYO CRAFTSは「防炎・耐熱素材ではありません」と書いています。同じ焚き火のグローブでも、公式の言い方はここまで違います。正反対です。
だから私は、宣伝の言葉ではなく、公式ページの表示をそのまま並べました。順位は楽天で買える物の中で付けています。
私はこう選びました
最初に見たのは全長。薪をくべるとき、火の上に出るのは手首から先より腕のほう。次に素材と、熱について公式が何と書いているかを見ました。
年の半分をキャンプで過ごすと、火を起こす回数は年に何十回にもなります。回数が多いほど、毎回の手袋の着け外しは面倒になる。だから私は、腕まで一度に覆える長さを先に取ります。
焚き火グローブの選び方は「長さ・素材・熱の表示」
- 長さ:手首までの短い型は20cm前後、腕まで覆う型は34cm以上。薪をくべる、火床の奥に手を入れるなら長いほうです。
- 素材:牛革とアラミド繊維の2つ。アラミドの2双は耐熱をうたい、革の2双は縫い糸にケブラーを使っています。
- 熱の表示:耐熱温度の数字が公式にあるか、注意書きに何と書いてあるか。数字が無い物は、無いと読む。それだけです。
焚き火グローブ5双の長さと素材の早見表
表は横に動かせます →
| モデル | 全長 | 素材(表) | 重さ | 公式の値段 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 ユニフレーム キャンプグローブ ロング | 約45cm | 牛革(ケブラー糸) | 約550g | 5,500円 |
| 2位 スノーピーク ファイヤーサイドグローブ | 340mm | スエード革(ケブラー糸) | 未確認 | 8,448円 |
| 3位 キャプテンスタッグ 耐熱難燃グローブ | 約270mm | アラミド繊維 | 約150g | 3,850円 |
| 4位 DOD アツイノイケルシランケド | 未確認 | アラミド | 未確認 | 2,200円 |
| 5位 TOKYO CRAFTS キャンプレザーグローブ | 19cm(M) | 牛革 | 約131g(M) | 3,740円 |
ユニフレーム キャンプグローブ ロング ブラック
なぜこの順位なのか
| 順位 | モデル | この順位にした理由 |
|---|---|---|
| 1 | ユニフレーム キャンプグローブ ロング | 約45cmで5双でいちばん長いが、約550gで重い |
| 2 | スノーピーク ファイヤーサイドグローブ | 340mmで外せる難燃のインナー付きだが、値段は1位の約1.5倍 |
| 3 | キャプテンスタッグ 耐熱難燃グローブ | アラミドで約150gと軽いが、約270mmで腕までは届きにくい |
| 4 | DOD アツイノイケルシランケド | 耐熱温度を数字で書く唯一の1双だが、全長は本文で読めない |
| 5 | TOKYO CRAFTS キャンプレザーグローブ | 手に合わせやすいM・Lの2サイズだが、公式が耐熱素材ではないと書いている |
1位 ユニフレーム キャンプグローブ ロング|全長約45cm
これは熱く言います。約45cmは2位より11cmほど長い。牛革をケブラーの糸で縫い、ユニフレームは腕を熱から守りたいときのグローブだと説明しています。
値段は1cmあたり約122円(5,500÷45)で、全長を読めた4双でいちばん低い。
ここは微妙です。重い。約550gで、3位の3倍を超えます。薪をくべる、火床の奥の薪を動かす、そんな作業が多い人の1双です。
2位 スノーピーク ファイヤーサイドグローブ|外せる難燃インナー
手入れまで考えるならこれ。中が外せる。外側はスエード革でケブラーの糸を使い、内側は着脱式のインナーで、表地に難燃繊維を使っています。スノーピークは、ダッチオーブンを動かす、薪をつかむといった火の周りの作業に向くと説明しています。
ここは微妙です。高い。8,448円は5双でいちばん高く、重さは公式ページで読めませんでした。ダッチオーブン料理をよくする人に向きます。
スノーピーク ファイヤーサイドグローブ UG-023BR
3位 キャプテンスタッグ 耐熱難燃グローブ|アラミドで約150g
軽い。とにかく軽い。表はアラミド繊維で、手のひらにシリコーンゴムのグリップがあり、スキレットを持つときに向くとキャプテンスタッグは説明しています。
ここは微妙です。全長は約270mmで、腕の上までは届きにくい。公式も、長い時間熱い物を持つと熱くなると注意しています。料理が中心の人の1双です。
キャプテンスタッグ 耐熱難燃グローブ UG-3312
4位 DOD アツイノイケルシランケド|耐熱温度の数字がある
数字で選ぶならこれ。ここが強い。外生地の耐熱温度は500℃(15秒以内)、シリコンのグリップは200℃と書いてあります。値段は5双でいちばん低い2,200円です。
ここは微妙です。全長と重さは本文で読めません。サイズはフリーの1つだけ。200℃を超える物は、グローブを裏返してはめるようDODは説明しています。
DOD アツイノイケルシランケド
5位 TOKYO CRAFTS キャンプレザーグローブ|正直な注意書き
手の大きさに合わせるならこれ。M・Lの2サイズで、中指の長さまで公式に書いてあります。短い。手首までの型です。
ここは微妙です。公式に「防炎・耐熱素材ではありません」「耐熱温度の設定はありません」と書いてあります。薪割りや薪運びの手袋として選ぶ1双です。
焚き火グローブの長さ1cmあたりの値段と重さ
| モデル | 全長 | 1cmあたりの値段 | 1cmあたりの重さ |
|---|---|---|---|
| キャンプグローブ ロング | 約45cm | 約122円 | 約12.2g |
| 耐熱難燃グローブ | 約27cm | 約143円 | 約5.6g |
| キャンプレザーグローブ(M) | 19cm | 約197円 | 約6.9g |
| ファイヤーサイドグローブ | 34cm | 約248円 | 未確認 |
長い1位がいちばん安い。意外でした。軽さを1cmあたりで見ると、アラミドの耐熱難燃グローブが約5.6gで、1位の半分以下です。
焚き火の炎は800℃を超えることがある
DODは、焚き火の炎は起き始めで約250℃、安定すると800〜1000℃になると言われている、と書いています。500℃・15秒の外生地でも、炎の中に手を入れる前提ではない。
そこが肝です。DODは、耐熱温度以下でも長く触れていると内部まで熱が伝わりやけどする、と注意しています。キャプテンスタッグも、長い時間熱い物を持つとやけどの原因になると書いています。
だから私は、グローブを「火に触れる道具」ではなく「熱から少し時間を稼ぐ道具」として選びます。火の中の薪は、火ばさみやトングで動かす。焚き火台の大きさと高さは焚き火台12台の比較で数字を並べています。
買わなくていい人
- 炭や薪を火ばさみだけで扱い、熱い鍋は鍋つかみで持っている人。
- 革の長いグローブを持っていて、まだ破れや硬化が無い人。
よくある質問
焚き火グローブは革とアラミドどっちがいい?
腕まで覆いたいなら、長い型がそろう革です。軽さと耐熱の表示を取るなら、アラミドの2双が約150gと耐熱温度の数字で勝ります。
焚き火グローブの長さは何cmあればいい?
手首より上まで覆うなら34cm以上です。今回の5双では、ユニフレームの約45cmとスノーピークの340mmが当たります。
焚き火グローブで燃えている薪をつかめる?
公式はすすめていません。TOKYO CRAFTSは火のついた炭や炎に直接触れないよう書き、DODも長く触れるとやけどすると注意しています。