ポータブル電源のキャンプでの容量は、日帰りなら200Wh、泊まりなら500Wh、電気毛布や大きい家電まで使うなら1,000Whが目安です。1位は2026年7月24日発売のJackery 1000 New V3で、1024Whを約10.6kgに収め、1kgあたりの容量と1Whあたりの値段が6台でいちばん良い。車から離れたサイトなら、半分の重さの500 Newが2位です。
ギアオタクの本命
ポータブル電源は、表示の容量の8割しか家電に届かない。電池の直流を家庭用の交流に変えるところで、電気が熱になって減るからだ。だから私は、使いたい量を0.8で割ってから容量を選び、1kgあたりのWhがいちばん大きい新型を本命にする。
この記事の要点
- 使える量は表示の約8割(Ankerの説明)。1024Whなら約819Wh、512Whなら約410Wh
- 1kgあたりの容量は、1000 New V3の約96.6WhからRIVER 3 Plusの約60.9Whまで約1.6倍の開き
- 1Whあたりの値段は、1000 New V3の約107円がいちばん低く、RIVER 3 Plusの約139円がいちばん高い
この記事の内容(13項目)
- キャンプのポータブル電源は何Wh? 目安は200・500・1,000
- 私はこう選びました
- ポータブル電源6台の容量と重さの早見表
- なぜこの順位なのか
- 1位 Jackery 1000 New V3|2026年7月発売の1024Wh
- 2位 Jackery 500 New|泊まりの500Whを5.7kgで
- 3位 Anker × Snow Peak 1000|6台でいちばん大きい1056Wh
- 4位 EcoFlow DELTA 3 Plus|1位と同じ1024Wh
- 5位 Jackery 240 New|日帰りの200Whを約3.6kgで
- 6位 EcoFlow RIVER 3 Plus|出力600Wの286Wh
- ポータブル電源の容量は、なぜ表示より少なく使える?
- 買わなくていい人
- よくある質問
キャンプのポータブル電源は何Wh? 目安は200・500・1,000
1024Whと書いてあっても、家電に届くのは約819Whです。2割は消える。Ankerは、給電のときに電力ロスが出るので、容量に80%を掛けると実際に使える量になると説明しています。
容量の目安は、メーカーの説明では次の3段です。順位は楽天で買える物の中で付けています。
- 日帰り・デイキャンプ:200Wh以上。スマホやLEDランタンが中心ならここで足ります(Anker)。
- 泊まり:500Wh以上。夏の扇風機、冬の電気毛布を使うならこの段です(Anker)。Jackeryは日帰りから家族の連泊で400〜700Whとしています。
- 電気ヒーターなど大きい家電:1,000Wh以上(Anker)。
私はこう選びました
最初に、使いたい量を0.8で割りました。ここが出発点。次に、その容量を何kgで運ぶかを、1kgあたりのWhで比べています。最後に、1Whあたりの値段で同じ容量どうしの差を見ました。順番はこれだけ。
年の半分をキャンプで過ごすと、電源は毎回、車とサイトの間を往復します。だから私は、容量の大きさより先に1kgあたりの容量を見ます。
ポータブル電源6台の容量と重さの早見表
表は横に動かせます →
| モデル | 容量 | 定格出力 | 重さ | 公式の値段 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 Jackery 1000 New V3 | 1024Wh | 1500W | 約10.6kg | 109,800円 |
| 2位 Jackery 500 New | 512Wh | 500W | 5.7kg | 69,800円 |
| 3位 Anker Portable Power Station 1000(Snow Peak Edition) | 1056Wh | 1500W | 約12.9kg | 119,900円 |
| 4位 EcoFlow DELTA 3 Plus | 1024Wh | 1500W | 約12.5kg | 119,800円 |
| 5位 Jackery 240 New | 256Wh | 300W | 約3.6kg | 32,800円 |
| 6位 EcoFlow RIVER 3 Plus | 286Wh | 600W | 約4.7kg | 39,800円 |
Jackery ポータブル電源 1000 New V3
なぜこの順位なのか
| 順位 | モデル | この順位にした理由 |
|---|---|---|
| 1 | Jackery 1000 New V3 | 1kgあたり約96.6Wh・1Whあたり約107円で、どちらも6台でいちばん良い |
| 2 | Jackery 500 New | 5.7kgで泊まりの目安の500Whを超えるが、電気ヒーターの段には届かない |
| 3 | Anker × Snow Peak 1000 | 1056Whで6台最大だが、約12.9kgで1位より約2.3kg重い |
| 4 | EcoFlow DELTA 3 Plus | 1位と同じ1024Whで、重さは約1.9kg、値段は1万円重い |
| 5 | Jackery 240 New | 約3.6kgで日帰りの200Whを超えるが、出力は300Wまで |
| 6 | EcoFlow RIVER 3 Plus | 出力600Wだが、1kgあたり約60.9Whは6台でいちばん小さい |
1位 Jackery 1000 New V3|2026年7月発売の1024Wh
これは熱く言います。本命です。1024Whを約10.6kgに収め、前のモデルより19%小さくなったとJackeryは説明しています。電池はリン酸鉄リチウムイオンで、充電も放電も-10℃から45℃まで。寒さに強い数字です。
ここは微妙です。重い。10kgを超えるので、運ぶのは車からサイトまでが現実的です。電気毛布を2晩使いたい人に向きます。
2位 Jackery 500 New|泊まりの500Whを5.7kgで
軽さと容量の釣り合いならこれ。512Whで、使える量は約410Wh(512×0.8)。泊まりの目安の500Whを超え、重さは1位の約半分です。充放電は-20℃から45℃と、1位より低い温度まで書いてあります。
ここは微妙です。定格出力は500Wで、それより大きい家電は動きません。そこは割り切る。ソロや2人の1泊に向きます。
Jackery ポータブル電源 500 New
3位 Anker × Snow Peak 1000|6台でいちばん大きい1056Wh
スノーピークとのコラボの第2弾で、2025年4月発売。容量は6台最大で、別売りの拡張バッテリーで2112Whまで増やせます。最短約58分で充電できるとAnkerは説明しています。速い。
弱いのは重さ。約12.9kgで、1kgあたり約81.9Whです。家族の連泊で、サイトにスノーピークの道具をそろえている人の1台です。
Anker Portable Power Station 1000(Snow Peak Edition)
4位 EcoFlow DELTA 3 Plus|1位と同じ1024Wh
容量と出力は1位と同じで、拡張すると最大5kWhまで増やせます。電池はリン酸鉄で、4000回の充放電の後も80%以上残るとEcoFlowは説明しています。
ここは微妙です。約12.5kgで、値段も1位より1万円高い。差は小さくない。家の停電の備えまで1台で考える人に向きます。
EcoFlow DELTA 3 Plus
5位 Jackery 240 New|日帰りの200Whを約3.6kgで
軽い。256Whを約3.6kgに収めていて、使える量は約205Wh。日帰りの目安を超えます。
ここは微妙です。出力は300Wまで。スマホとランタンの充電が中心の日帰りに向きます。
Jackery ポータブル電源 240 New
6位 EcoFlow RIVER 3 Plus|出力600Wの286Wh
出力は600Wで、240 Newの2倍。容量は286Whです。
気になるのは重さです。約4.7kgで、1kgあたりの容量は6台でいちばん小さい。小さい調理家電を短く使いたい人の1台です。ランタンの点灯時間はLEDランタンのルーメンと点灯時間で比べています。
ポータブル電源の容量は、なぜ表示より少なく使える?
| モデル | 使える量の目安 | 1kgあたり | 1Whあたり |
|---|---|---|---|
| 1000 New V3 | 約819Wh | 約96.6Wh | 約107円 |
| 500 New | 約410Wh | 約89.8Wh | 約136円 |
| Anker × Snow Peak 1000 | 約845Wh | 約81.9Wh | 約114円 |
| DELTA 3 Plus | 約819Wh | 約81.9Wh | 約117円 |
| 240 New | 約205Wh | 約71.1Wh | 約128円 |
| RIVER 3 Plus | 約229Wh | 約60.9Wh | 約139円 |
電池の中の電気は直流で、家のコンセントと同じ交流に変えて家電に送ります。この変換で一部が熱になります。だから全部は使えない。Ankerは、その目安を80%としています。
計算は簡単。「使える量÷家電のW数」です。50Wの家電なら、500 Newで約8時間(410÷50)。使いたい時間から逆算して、0.8で割った容量を選びます。
置き場所も大事。NITEは、リチウムイオン電池の製品を暑い日の車内に放置しない、強い衝撃を避ける、膨らみや異常な熱があれば使うのをやめる、と注意しています。
買わなくていい人
- キャンプで使う電気がスマホとランタンの充電だけで、モバイルバッテリーで足りている人。
- 電源付きの区画サイトにしか泊まらない人。
よくある質問
キャンプ1泊ならポータブル電源は何Wh?
Ankerの目安では500Wh以上です。今回の6台では、512Whの500 Newが5.7kgでいちばん軽く届きます。
電気毛布を一晩使うには何Wh要る?
電気毛布のW数×使う時間を、0.8で割った容量です。W数は電気毛布の説明書の数字を使います。
ポータブル電源は冬のキャンプでも使える?
使える温度は機種ごとに公式に書いてあります。1000 New V3は-10℃から、500 Newは-20℃からの充放電に対応と書かれています。