LEDランタンのルーメンの目安は、テーブルやテントの中で60〜250、サイト全体で430〜1400です。テーブルの上はゴールゼロの Lighthouse Micro Flash(150ルーメン・68g)、サイト全体はジェントスの EX-350H(1400ルーメン・680g)、テントの中はブラックダイヤモンドのモジRプラス(弱10ルーメンで100時間・78g)。公式で数字を読めた12台を、明るさ×点灯時間に直して選びました。
ギアオタクの本命
最大ルーメンの欄より先に、その隣の点灯時間の欄を読む。電池に入る電気の量は決まっていて、明るさ×時間はそこから上には行かない。公式の数字を電池1Whあたりに直すと、8台のうち7台は109〜191に並び、1台だけ530になった。
大きい数字のランタンほど、私は最大ではなく1つ下の明るさで夜の長さを計算する。
この記事の要点
- 点灯時間は、ジェントスの公式の説明では、明るさが初めの10%に落ちるまでの時間。最大ルーメンがその時間ずっと続く数字ではない
- レッドレンザーの ML4 は最大300ルーメンと書かれるが、300は一時的なブースト。2.5時間もつのは150ルーメンのほう
- ロゴスは明るさを LED球値とロゴス基準値の2つで書く。キャロットランタンは200と130で、比べるときは小さいほうを使う
この記事の内容(9項目)
ルーメンと点灯時間はセットで読む:電池はほぼ同じで4.9倍ちがう
ジェントスの EX-350H は、1400ルーメンで約7時間。コールマンのリチャージブルLEDランタン 800 は、約800ルーメンで約2.5時間。
電池の容量の差は1.14倍しかないのに(5,000 ÷ 4,400mAh)、明るさ×時間は 9,800 と 2,000 で、4.9倍に開きます。
理由は「点灯時間」の終わりの置き方です。ジェントスは公式ブログで、ANSI FL1 Standard というアメリカの規格で測っていて、点灯時間は初めの明るさの10%になるまでの時間だと説明しています。
「1400ルーメン・7時間」は、7時間たった時点で140ルーメンまで落ちていても成り立ちます。
私はこう選びました
年の半分をテントで過ごすと、ランタンは毎晩スイッチを入れる道具になります。だから私が最初に見たのは、箱のいちばん大きい数字ではなく「その明るさで何時間」の欄で、夕食から寝るまでの4〜5時間に足りるかを数えました。
次に、使う場所をテーブルの上・サイト全体・テントの中の3つに分け、重さ、防水の等級、弱の明るさで本命を分けています。明るさ×時間を電池1Whあたりに直したのは、大きすぎる数字を見分けるためです。
ゴールゼロ Lighthouse Micro Flash
LEDランタン12台の早見表:ルーメンと点灯時間
表は横に動かせます →
| モデル | 明るさ(強) | 強での点灯時間 | 重さ | 公式の値段 |
|---|---|---|---|---|
| ゴールゼロ Lighthouse Micro Flash | 150lm | 7時間 | 68g | 5,940円前後 |
| レッドレンザー ML4 White | 150lm | 2.5時間 | 約71g | 7,150円 |
| ブラックダイヤモンド モジRプラス | 200lm | 5時間 | 78g | 7,700円 |
| ロゴス キャロットランタン | 130lm | 約8時間 | 約90g | 2,970円 |
| スノーピーク RBたねほおずき | 60lm | 60時間 | 95g | 9,680円 |
| コールマン ハンギング E-ライト | 250lm | 約10時間 | 約130g | 3,960円 |
| レッドレンザー ML6 White | 550lm | 4時間 | 約280g | 11,880円 |
| ジェントス EX-236D | 430lm | 約10時間 | 約355g | 6,578円 |
| ブラックダイヤモンド オービター650 | 650lm | 4時間 | 508g | 11,110円 |
| コールマン リチャージブルLEDランタン 800 | 約800lm | 約2.5時間 | 約570g | 6,930円 |
| ジェントス EX-350H | 1400lm | 約7時間 | 約680g | 14,080円 |
| コールマン クアッドマルチパネルランタンplus | 約800lm | 約20時間 | 約1.2kg | 12,870円 |
明るさ×点灯時間を、電池1Whあたりに直す
明るさに点灯時間を掛けて電池の容量(Wh)で割ると、大きさの違うランタンを同じ土俵に並べられます。容量が公式ページに無い4台は外しました。
| モデル | 明るさ×時間 | 電池の容量 | 1Whあたり |
|---|---|---|---|
| ゴールゼロ Micro Flash | 1,050 | 9.62Wh | 109 |
| レッドレンザー ML4 White | 375 | 2.77Wh | 135 |
| ブラックダイヤモンド モジRプラス | 1,000 | 5.55Wh | 180 |
| ロゴス キャロットランタン | 1,040 | 7.4Wh | 141 |
| レッドレンザー ML6 White | 2,200 | 11.52Wh | 191 |
| ブラックダイヤモンド オービター650 | 2,600 | 19.24Wh | 135 |
| コールマン リチャージブル 800 | 2,000 | 16.28Wh | 123 |
| ジェントス EX-350H | 9,800 | 18.5Wh | 530 |
8台のうち7台は109〜191に並び、EX-350H だけが530です。7時間のあいだに明るさが下がっていく分が、掛け算では数えられていないから、と私は読みます。
ML6 と同じ191で計算し直すと 18.5 × 191 ÷ 7 = 約505で、7時間の平均は500ルーメン前後というのが私の目安です。
「1Whあたり」は公式の数字どうしの計算で、光を測った結果ではありません。10〜20%の差は順位を決める材料にしていません。
防水の等級
IPX4 は、コールマンの公式の説明では「全方向からの水しぶきに10分間耐える」等級です。EX-350H は IP68 準拠の2m防水で、雨の夜に外へ吊りっぱなしにするなら、この差が効きます。
ランタンの IP とテントの耐水圧は別の物差しです(テントの耐水圧の読み方)。
テーブルの上(サブ):本命は ゴールゼロ Lighthouse Micro Flash
68gで12台のうちいちばん軽く、電池の容量を公式で読めた100g以下の4台の中で、電池がいちばん大きい1台です。ここは微妙です。公式ページに明るさごとの点灯時間が無く、7時間が150ルーメンでの数字だというのは私の前提です。
防水の等級の記載も無く、推奨の使用温度域は0〜40℃です(冬は、ガスの側にも気温の条件があります)。
防水の等級を数字で確かめたい人は、ブラックダイヤモンドのモジRプラス(IPX4)です。レッドレンザーの ML4 は IP66 と、単3乾電池1本でも点く作りが強みですが、150ルーメンは2.5時間です。
値段を抑えるなら、ロゴスのキャロットランタンです。明るさは「LED球値」200と「ロゴス基準値」130の2つで書かれていて、小さいほうで割っても1ルーメンあたり22.8円(2,970 ÷ 130)。100g以下の4台でいちばん低い数字でした。
ロゴス キャロットランタン
サイト全体(メイン):本命は ジェントス EX-350H
500ルーメン以上で4時間以上もつ充電式の中で、防水の等級がいちばん高い1台です。単1のアルカリ乾電池3本でも点くので、連泊で充電が切れても続けられます。
気をつける所は、1400ルーメンが白色・強の点け始めの数字であることと、12台でいちばん高い値段です。
ジェントス EX-350H
乾電池で連泊するなら、コールマンのクアッドマルチパネルランタンplus です。単1のアルカリ8本で約800ルーメンが約20時間、掛け算は16,000で12台の中で最大。
約1.2kgで車で運ぶ前提の道具で、USB はつないでいる間の給電だけ、と公式にあります。
コールマン クアッドマルチパネルランタンplus
500ルーメン級で軽くしたい人は、レッドレンザーの ML6 White。EX-350H の4割ほどの重さです。
テントの中:本命は ブラックダイヤモンド モジRプラス
弱が10ルーメンまで落ちて、その明るさで100時間と公式に書かれています。1晩に5時間使っても、20晩ぶんの計算です(100 ÷ 5)。ダブルフックとマグネットが内蔵で、テントの天井のループにそのまま掛けられます。
気をつける所は、防水が IPX4 で12台の中では低い側なことと、電池が内蔵で乾電池を使えないことです。荷物を軽くしたい人は、テントの側の重さも合わせて見ます(ソロテント12張りの重さの比較)。
ブラックダイヤモンド モジRプラス
値段で選ぶなら、コールマンのハンギング E-ライトです。弱30ルーメンで約40時間、約130gです。
買わなくていい人
- ヘッドライトと、100〜200ルーメンの小さいランタンを1つ持っているソロの人。足すなら、サイト全体用の1台だけです。
- ガスやオイルの炎の明かりが目的の人。
- 1400ルーメンという数字だけで選ぼうとしている人。暖色で静かに過ごすなら、500ルーメン級で重さが半分以下の物があります。
よくある質問
LEDランタンは、何ルーメンが目安ですか
テーブルやテントの中に置く100g前後の物は60〜250ルーメン、サイト全体を照らす物は430〜1400ルーメンが、この記事の12台の幅です。先に使う場所を決めて、その明るさで4〜5時間もつかを点灯時間の欄で確かめます。
ランタンの点灯時間は、最大の明るさが続く時間ですか
違います。ジェントスの公式の説明では、明るさが初めの10%に落ちるまでの時間です。
LEDランタンは、充電式と乾電池式のどちらがいいですか
1〜2泊で毎回充電できるなら軽い充電式、連泊なら乾電池でも点く物にします。12台では、ML4(単3×1本)、EX-350H(単1×3本)、クアッドplus(単1×8本と USB)が両方に対応しています。
この記事に出てきた道具
広告・画像:楽天市場出典(公式ページ 23本)
- アスク(ゴールゼロ日本正規代理店) Lighthouse Micro Flash
- アスク Lighthouse Micro Charge
- アスク Lighthouse 600
- アスク ニュース Lighthouse Micro Flash 日本別注カラー(2026年8月)
- ジェントス 公式ブログ ANSI FL1 Standardとは
- ジェントス 公式 EX-350H
- ジェントス 公式 EX-236D
- ジェントス 公式 EX-366D
- ジェントス 公式 EX-1300D
- ジェントス 公式オンラインショップ EX-350H
- ジェントス 公式オンラインショップ EX-236D
- コールマン 公式オンラインショップ クアッドマルチパネルランタンplus
- コールマン 公式オンラインショップ リチャージブルLEDランタン 800
- コールマン 公式オンラインショップ ハンギング E-ライト
- レッドレンザー 公式 ML4 White
- レッドレンザー 公式 ML6 White
- ブラックダイヤモンド 正規取扱店の公式ストア モジRプラス
- ブラックダイヤモンド 正規取扱店の公式ストア モジ
- ブラックダイヤモンド 正規取扱店の公式ストア オービター650
- スノーピーク 公式オンラインストア RBたねほおずき あさもや
- ロゴス 公式 キャロットランタン
- ロゴス 公式 野電 パワーストックランタン1000・ボックスワイヤレス
- エイアンドエフ 公式オンラインストア ベアボーンズ レイルロードランタンLED