1位はWAQのアウトドアワゴンDXです。公式の値段15,800円で容量は178Lまで広げられ、耐荷重の表示は200kg、畳むと約36×22×70cmに収まります。重さ約12.66kgが気になる人には、アルミのフレームで約9.7kgのDOD アルミキャリーワゴンを2位に置きました。
ギアオタクの本命
ワゴンは、荷物を運んでいる時間より、畳まれて車に積まれている時間のほうがずっと長い道具です。畳んだ体積が2倍なら、荷室でほかの道具の場所を2倍使う。
だから私は、耐荷重の大きさより先に、容量を畳んだ体積で割った数字を見て、3倍を超えたWAQとDODを上に置きます。
この記事の要点
- 耐荷重は、止まった状態で測った目安の数字。ロゴス・キャプテンスタッグ・WAQ・DODの4社が、静止時・均等荷重・保証値ではない、のどれかを公式に書いている
- 公式の容量は、荷台の内寸の掛け算とほぼ同じ。ロゴスは86×40×34cmで117L、キャプテンスタッグは80×40×30cmで96L。容量を書いていないコールマンの2台は、同じ計算でどちらも115L
- タイヤの径と幅を数字で出しているのは、7台のうちキャプテンスタッグの CS 収束型4輪キャリー(直径175mm×幅35mm)だけ
この記事の内容(14項目)
同じ15,800円で、耐荷重は100kgと200kg
コールマンのアウトドアワゴンNXと、WAQのアウトドアワゴンDX。公式の値段はどちらも15,800円なのに、耐荷重の表示は約100kgと200kgで倍違います。
ただ、耐荷重だけで決めると外します。7台で大きく開いたのは、畳んだ大きさのほうでした。
私はこう選びました
年の半分をキャンプで過ごすと、ワゴンを車に積んで降ろす回数は年に何十回にもなります。だから私は、耐荷重より先に、畳んだときの体積を見ました。
次に、容量1Lにいくら払うのかを計算して値段を重ねています。耐荷重は7台とも80kg以上あったので、近い順位を分けるときにだけ使いました。
7台の早見表
表は横に動かせます →
| モデル | 耐荷重/重さ | 容量 | 畳んだ体積 | 公式の値段 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 WAQ アウトドアワゴンDX | 200kg/約12.66kg | 178L(拡張時) | 55.4L | 15,800円 |
| 2位 DOD アルミキャリーワゴン | 約100kg/約9.7kg | 約160L | 51.8L | 23,650円 |
| 3位 コールマン アウトドアワゴンNX | 約100kg/約9.3kg | 115L(計算) | 64.5L | 15,800円 |
| 4位 キャプテンスタッグ CS+収束型4輪キャリー DX | 100kg/約12kg | 約144L | 107.1L | 21,780円 |
| 5位 コールマン アウトドアワゴンマックス | 約100kg/約11.5kg | 115L(計算) | 119.3L | 24,750円 |
| 6位 キャプテンスタッグ CS 収束型4輪キャリー | 80kg/約8.9kg | 約96L | 55.4L | 27,500円 |
| 7位 ロゴス Tradcanvas 丸洗い長いモノOKキャリーカート | 約105kg/約12.6kg | 約117L | 119.2L | 29,700円 |
畳んだ体積は51.8〜119.3Lで、2.3倍の開きがあります。
WAQ アウトドアワゴンDX
なぜこの順位なのか
| 順位 | モデル | この順位にした理由 |
|---|---|---|
| 1 | WAQ アウトドアワゴンDX | 1Lあたり89円と、耐荷重÷重さ15.8がどちらも7台でいちばん良く、畳むと55.4Lに収まる |
| 2 | DOD アルミキャリーワゴン | 畳んだ体積51.8Lがいちばん小さく容量も約160Lあるが、1位より7,850円高い |
| 3 | コールマン アウトドアワゴンNX | 1位と同じ値段で3.36kg軽いが、容量は計算で115Lにとどまる |
| 4 | キャプテンスタッグ CS+収束型4輪キャリー DX | 約144Lで1Lあたり151円だが、畳んだ体積が上の3台の1.7〜2.1倍ある |
| 5 | コールマン アウトドアワゴンマックス | 公式が砂地に強いと説明するワイドタイヤだが、畳んだ体積119.3Lがいちばん大きい |
| 6 | キャプテンスタッグ CS 収束型4輪キャリー | 約8.9kgでいちばん軽いが、容量約96Lと耐荷重80kgがどちらもいちばん小さい |
| 7 | ロゴス 丸洗い長いモノOKキャリーカート | 120cmの長い荷物を積める唯一の作りだが、1Lあたり254円で値段もいちばん高い |
1位 WAQ アウトドアワゴンDX
これは熱く言います。15,800円で容量を178Lまで広げられ、1Lあたり89円(15,800÷178)。耐荷重200kgを重さで割ると15.8で、次に高いコールマンNXの10.8を大きく離します。
ここは微妙です。約12.66kgは7台でいちばん重く、178Lは荷台を深さ約53cmまで広げたときの数字です(広げる前は106L)。2ルームテントのような大きい幕を持つ家族が、1往復で運び切るための1台です。
2位 DOD アルミキャリーワゴン
フレームがアルミ合金で、約160Lの荷台が幅30×奥行25×高さ69cmまで畳めます。容量を畳んだ体積で割ると3.1倍(160÷51.8)。荷室が狭い車なら、私はこちらを1位にします。
ここは微妙です。公式は細めのタイヤで舗装路が得意と説明していて、砂浜向きの足ではありません。公式ストアは買える色が無い表示で、販売店で買う物です。
DOD アルミキャリーワゴン
3位 コールマン アウトドアワゴンNX
公式の説明では、積める大きさは前のモデルのまま、畳んだ高さを約15cm下げ、約1.7kg軽くしています。畳んだ高さ62cmは7台でいちばん低い。
ここは微妙です。容量もタイヤの径と幅も、公式ページに数字がありません。積み降ろしの重さを減らしたい、2〜3人の荷物の人に向きます。
コールマン アウトドアワゴンNX
4位 キャプテンスタッグ CS+収束型4輪キャリー DX
荷台の深さ約44cmは、荷台の寸法が読めた6台でいちばん深く、約144L入ります。耐荷重の横に使う条件まで書いてある点も、私は高く買います。
ここは微妙です。畳んでも約42×30×85cmあり、体積は107.1L。荷室の広い車で、かさばる寝具をまとめて運ぶ人に向きます。
キャプテンスタッグ CS+収束型4輪キャリー DX
5位 コールマン アウトドアワゴンマックス
公式は、ワイドタイヤで砂地でも埋まりにくいと説明しています。海辺や砂のサイトが多い人なら、順位はもっと上です。
ここは微妙です。NXより8,950円高いのに、荷台の計算上の容量は同じ115L。ストッパーの有無は公式ページで未確認でした。
コールマン アウトドアワゴンマックス
6位 キャプテンスタッグ CS 収束型4輪キャリー
約8.9kgは7台でいちばん軽く、タイヤを直径175mm×幅35mmと数字で書いているのは、7台でこの1台だけでした。
ここは微妙です。27,500円で約96Lなので、1Lあたり286円は7台でいちばん高い。荷物の少ないデイキャンプで、軽さを優先する人に向きます。
7位 ロゴス Tradcanvas 丸洗い長いモノOKキャリーカート
荷室の後ろを開くと、120cmの長い荷物を積めます。生地は外して丸洗いでき、作りの個性は7台でいちばんです。
ここは微妙です。29,700円と約12.6kgは、どちらも7台でいちばん重い側。長いポールを積む人が、理由を持って選ぶ1台です。
ロゴス Tradcanvas 丸洗い長いモノOKキャリーカート
耐荷重は「止まって・均等に・平らな所で」の数字
ロゴスは「耐荷重表記は静止荷重による目安」、WAQは「表示荷重は静止時の耐荷重」と書いています。キャプテンスタッグのDXは均等荷重と平らな地面が条件で、DODは目安の測定値であって保証値ではないという立場です。
耐荷重100kgは、100kgを積んで砂利道を引けるという意味ではありません。
中身を入れたクーラーボックスのような重い荷物を積む人ほど、この条件を先に読んでおく数字です。
| モデル | 1Lあたりの値段 | 耐荷重÷重さ | タイヤと止める仕組み |
|---|---|---|---|
| WAQ DX | 89円 | 15.8 | 幅広タイヤ・ブレーキ |
| DOD アルミ | 148円 | 10.3 | 細めのノーパンクタイヤ・タイヤロック |
| コールマン NX | 137円 | 10.8 | ストッパー付きタイヤ |
| CS+ DX | 151円 | 8.3 | ビッグタイヤ・前輪ストッパー |
| コールマン マックス | 215円 | 8.7 | ワイドタイヤ(着脱式)・ストッパーは未確認 |
| CS 収束型 | 286円 | 9.0 | 直径175mm×幅35mm・前輪ストッパー |
| ロゴス 長いモノOK | 254円 | 8.3 | タイヤロック・径と幅は未確認 |
タイヤは、幅が広いほど地面に触れる面が増え、同じ重さでも沈みにくくなります。コールマンがワイドタイヤを砂地向き、DODが細めのタイヤを舗装路向きと説明しているのは、この違いです。
買わなくていい人
- 車を横づけできるオートサイトだけを使う人。
- 荷物がザック1つに収まるソロの人。
- サイトまでの道に階段がある人。
よくある質問
耐荷重は何kgあれば足りますか
今回の7台は80〜200kgで、5台が100kg前後でした。どれも止まった状態の目安の数字です。
タイヤが大きいワゴンはどれですか
径と幅を数字で出しているのは、キャプテンスタッグの CS 収束型4輪キャリー(直径175mm×幅35mm)だけです。幅の広さをうたうのは、コールマンのマックスとWAQのDXです。
子どもを乗せてもいいですか
DODは「最大耐荷重量以内であっても人は乗せないでください」と書き、WAQも、子どもを乗せたり運んだりしないよう注意しています。