泊まる場所の最低気温が5℃を下回らないなら #3、下回るなら #2 です。番手は、使用可能温度ではなく快適温度を最低気温に合わせて決めます。公式の数字では、#3 は568g・快適温度5℃、#2 は768g・快適温度1℃でした。
ギアオタクの本命
このシリーズの分かれ目は、#3 と #2 の間にある。#7 から #3 までは、番手を1つ上げても56〜66gしか増えず、収納も2.4Lから3.0Lで済む。
#2 に上げたとたんに200gと1.7L増えるので、私は最初に「最低気温が5℃を割る夜に使うか」だけを決め、割らないなら #3 で止める。
この記事の要点
- 快適温度を1℃下げるのに増える重さは、#5 → #3 で22.0g、#3 → #2 で50.0g。同じ1℃でも、冬側は2倍以上重くなる
- 同じ #3 どうしで比べると、ドライ シームレス ダウンハガー900 は3g重く、値段は約1.93倍。化繊のシームレス バロウバッグは365g重く、値段は約0.56倍
- ロングは適応身長が198cmまで。#3 では64gと2,500円の差で、収納は3.0Lから3.8Lになる
この記事の内容(11項目)
ダウンハガー800の #3 と #2 の違いは200gと4℃
泊まる夜の最低気温が5℃を下回らないなら #3、下回るなら #2 を選びます。
モンベルのシームレス ダウンハガー800は、番手の数字が小さいほど暖かい寝袋です。#5 から #3 に上げると、増える重さは66g。ところが #3 から #2 に上げると、200g増えます。
年の半分以上をテントで寝ていると、寝袋は毎朝しまって毎晩広げる道具になります。だから私は、温度の次に、収納したときの容量(L)を見ます。
私はこう判断しました
私が最初に見たのは快適温度で、#3 が5℃、#2 が1℃です。次に隣の番手と引き算すると、快適温度を1℃下げるのに増える重さは、#5 → #3 で22.0g、#3 → #2 で50.0gでした。
迷ったのは、収納も3.0Lから4.7Lに増える #2 を、最初の1本にするかどうか。それでも #3 を勧めるのは、3.0Lに収まるのがここまでだからです。
モンベル シームレス ダウンハガー800 #3
ダウンハガー800の番手ごとの快適温度・重さ・値段
表は横に動かせます →
| 番手 | 快適/使用可能 | 重さ | 収納 | 公式の値段 |
|---|---|---|---|---|
| #7 | 11℃/7℃ | 446g | 2.4L | 23,500円 |
| #5 | 8℃/4℃ | 502g | 2.4L | 25,500円 |
| #3 | 5℃/0℃ | 568g | 3.0L | 29,500円 |
| #2 | 1℃/−5℃ | 768g | 4.7L | 37,000円 |
| #1 | −3℃/−10℃ | 918g | 5.7L | 44,800円 |
| #0 | −8℃/−15℃ | 1,149g | 8.1L | 50,000円 |
| EXP. | −12℃/−20℃ | 1,483g | 11.1L | 65,000円 |
快適温度は「代謝が低く寒さに弱い人が、リラックスした体勢で」眠れる温度、使用可能温度は「代謝が高く寒さに強い人が、丸まった状態で」眠れる温度です。体を伸ばして眠るなら、読むのは左の数字です(快適温度と下限温度の記事)。
番手の選び方|最低気温と快適温度を合わせる
決め方は1つで、泊まる場所の最低気温より、快適温度が同じか低い番手を選びます。気象庁の平年値(1991〜2020年)の日最低気温では、軽井沢の10月が6.3℃で #3、東京の12月が3.8℃で #2 です。
平地の春から秋だけなら #5 で届きます(東京の11月は8.8℃)。#3 との差は66gと0.6Lなので、秋の高原に行く予定があるなら、私は #3 を取ります。
#3 以外の番手と、下の表のドライ シームレス ダウンハガー900・ダウンハガー650 は、公式オンラインストアで買う物です。
平年値は月の毎日をならした数字で、これより冷える日があります。モンベルも、表示の温度は体感と異なることがあると書き、危険温度域での使用をすすめていません。
地面からの冷えは寝袋ではなくマットで止めるので、マットのR値の記事と合わせて決めます。
兄弟シリーズとの違い(同じ #3 で比べる)
表は横に動かせます →
| シリーズ(#3) | 快適/使用可能 | 重さ | 収納 | 公式の値段 |
|---|---|---|---|---|
| シームレス ダウンハガー800 | 5℃/0℃ | 568g | 3.0L | 29,500円 |
| ドライ シームレス ダウンハガー900 | 5℃/0℃ | 571g | 3.8L | 57,000円 |
| ダウンハガー650 | 3℃/−2℃ | 695g | 4.7L | 26,400円 |
| シームレス バロウバッグ(化繊) | 5℃/0℃ | 933g | 6.8L | 16,500円 |
ドライ シームレス ダウンハガー900:防水透湿の生地で包んだモデルで、800 より3g重く、値段は約1.93倍です。テントの壁の結露が寝袋に付く冬に寝る人はこちらで、乾いたテントの中なら 800 で足ります。
シームレス バロウバッグ:中身が化学繊維で、家庭の洗濯機で洗えるとメーカーは書いています。800 より365g重く、収納は約2.3倍、値段は約0.56倍です。背負わず車で運ぶ家族のキャンプはこちらです。
モンベル シームレス バロウバッグ #3
楽天で買える近い寝袋
ほかのブランドのダウン寝袋を2つ並べます(数字は早見表の記事と同じ公式の表示)。シートゥサミットのスパーク-1C は快適温度4℃・493gで、#3 より 568 − 493 = 75g軽い。値段は64,790円で、#3 の約2.2倍です。
シートゥサミット スパーク-1C
ナンガのオーロラテックス ライト 480DX は快適使用温度0℃・約870g・55,000円。#3 より約302g重く、快適温度は5℃低いので、最低気温0℃前後の夜まで見る人の候補です。
ナンガ オーロラテックス ライト 480DX
ほめる所と気をつける所
このシリーズは、ダウンを区切る隔壁をなくし、内部に張った糸(スパイダーヤーン)でダウンを止めています。縫い目の針穴が減り、ダウンが薄くなって冷える所ができにくいとメーカーは説明しています。
ここは微妙です。ダウンの量が商品ページに書かれていないので、比べる材料は温度と重さだけになります。生地は15デニールと薄く、はっ水加工はあっても防水ではありません。
サイズ
ロングは適応身長が198cmまでで、#3 では64g重く、2,500円高く、収納は3.8Lになります。
結論:最初の1本は #3
冬の平地まで使う人だけ #2、それ以外は #3 です。楽天は公式より高い出品もあります。値段は見比べます。
モンベル シームレス ダウンハガー800 #3
買わなくていい人
- 車で運び、収納の大きさを気にしない人。同じ温度のシームレス バロウバッグ #3 は、13,000円低い値段です。
- あと2〜3℃だけ足りない人。モンベルは、保温材入りのウエアやスリーピングバッグカバー、インナーシーツで調節できると書いています。
よくある質問
#3 と #2 はどちらを選べばいいですか
最低気温が5℃を下回らないなら #3、下回るなら #2 です。#2 は200g重くなります。
快適温度と使用可能温度のどちらで選びますか
快適温度で選びます。#3 の使用可能温度0℃は、1つ暖かい #2 の快適温度1℃とほぼ同じです。
#3 は冬に使えますか
快適温度で読むと、#3 は最低気温5℃までです。東京の12月(平年値3.8℃)は #2 の範囲になります。
この記事に出てきた道具
広告・画像:楽天市場出典(公式ページ 21本)
- モンベル 公式 モンベルのスリーピングバッグ(シリーズと温度表示の説明)
- モンベル 公式オンラインストア 「ダウンハガー」の検索結果
- モンベル 公式オンラインストア シームレス ダウンハガー800 EXP.
- モンベル 公式オンラインストア シームレス ダウンハガー800 #0
- モンベル 公式オンラインストア シームレス ダウンハガー800 #1
- モンベル 公式オンラインストア シームレス ダウンハガー800 #2
- モンベル 公式オンラインストア シームレス ダウンハガー800 #3
- モンベル 公式オンラインストア シームレス ダウンハガー800 #5
- モンベル 公式オンラインストア シームレス ダウンハガー800 #7
- モンベル 公式オンラインストア シームレス ダウンハガー800 #3 ロング
- モンベル 公式オンラインストア シームレス ダウンハガー800 Women's #3
- モンベル 公式オンラインストア ドライ シームレス ダウンハガー900 #1
- モンベル 公式オンラインストア ドライ シームレス ダウンハガー900 #2
- モンベル 公式オンラインストア ドライ シームレス ダウンハガー900 #3
- モンベル 公式オンラインストア ドライ シームレス ダウンハガー900 #5
- モンベル 公式オンラインストア ダウンハガー650 #3
- モンベル 公式オンラインストア 「バロウバッグ」の検索結果
- モンベル 公式オンラインストア シームレス バロウバッグ #3
- モンベル 公式オンラインストア シームレス アルパイン バロウバッグ #3
- 気象庁 過去の気象データ 平年値(年・月ごとの値)東京
- 気象庁 過去の気象データ 平年値(年・月ごとの値)軽井沢
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